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岩手宮古「七滝湯」復建プロジェクトに係る規約 

 

組織について

 

私たち立命館大学の建築計画研究室は、指導教員の宗本晋作先生と共に、2011年の夏から岩手県宮古市に通い、重茂漁港の漁師が住む仮設住宅の横に、仮設集会所「ODENSE」の建設にあたりました。ODENSEとは地元の言葉で「ようこそ(ODENSE)」という意味です。2012年にもの集会所を、別の漁師町である鍬ヶ崎地区に建設しました。さらに鍬ヶ崎地区では、被災前の地区を模型で再現し、住民が語り合う「記憶の街ワークショップ」を行いました。これをきっかけに、鍬ヶ崎で暮らしていきた方々と協働で、「自分のまちづくり会議」と称する自分たちのまちを考える会を実施しています。もう一度「銭湯をつくろう」という声は、震災前の地域の拠り所であった「七滝湯」を思い出す住民の方々の語りの中から生まれています。

 

 

 

研究室による主な復興支援活動

 

岩手県宮古市重茂(おもえ)地区に簡易集会所「O­DENSE」を計画段階から施工まで

記憶の街ワークショップin田老の実施

記憶の街ワークショップin鍬ヶ崎の実施

自分のまちづくり会議の運営

七滝湯復建に関するワークショップと設計活動

 

 

 

第1(名称)本会は立命館大学理工学部建築計画研究室と称する

 

第2(所在)本会の事務局は滋賀県草津市野路東1-1-1 立命館大学トリシア2階理工学部建築都市デザイン学科建築計画研究室に置く。

 

第3(目的)本会は被災した岩手宮古市に対する復興支援活動を実施することを目的とする。

 

第4 (活動)本会は下記の内容を実践していくことで目的を達成する。1)宮古市における復興支援活動2)七滝湯復建のための設計活動全般3)復興支援活動、設計活動に関わる地元でのワークショップ4)下記の募金に関わる広告、宣伝活動5)上記に関する各種出版、広報活動6)上記に付帯する一切の業務

 

第5(組織)本会は立命館大学理工学部建築計画研究室に所属する学生を基本構成員とし、これに必要に応じ専門家を加え活動を行うものとする。

 

第6(役員)代表者 宗本晋作立命館大学准教授学生代表 2名専門委員 定数を定めない

 

第7(役員の任務と選出方法)1)学生代表は代表が選出する。2)専門委員は必要に応じて外部から招集する。

 

第8(任期)学生代表の任期は1年とする。専門委員は活動を終了する際までとする。

 

第9(会議)1)活動の決定行為は週に1回程度代表者との議論によって決定される。2)専門委員、地元の意見はその都度ワークショップやメールにより議論の上、決定する。

 

第10(経費)1)本会の経費は活動収入、立命館大学の研究費用、ファンドレイジングによる寄付金をもってこれに当てる。2)この活動で得た収入、活動が終了した際に残った財産は構成員には分配せず、岩手宮古市に寄付するものとする。

 

第11(募金)1)本会の主な活動資金はファンドレイジングによる外部からの募金収入とする。2)この収入は本会の担当者によって管理、外部に発表され公正に運用される。

 

第12(規約の改訂)1)本規約は本プロジェクトの進行に伴い改訂が必要になった場合、役員による議論によって変更される。2)規約の変更があった場合本プロジェクトの公式ホームページ(http://ritsapdl.wix.com/project-nanatakiyu)とファンドレイジングの本プロジェクトのページによって速やかに変更を閲覧者、寄付者に速やかに伝え、変更点を改訂後の規約の末尾に記す。

 

本会則は、2014年4月1日より執行する。

 

 

 

役員

代表者宗本 晋作(立命館大学理工学部建築都市デザイン学科准教授)2014年4月~

学生代表竹中 賢太(立命館大学理工学研究科環境都市専攻修士 建築計画研究室所属)2014年4月~森川 美智子(同上)

 

 

2014年4月~ 平成26年4月1日制定

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